ファクタリング黎明期から業界を牽引する「ビートレーディング」。
今回は、ビートレーディングの営業部長・H様にお話を伺いました!
「ビートレーディングの審査基準」や「スムーズに資金調達するためのコツ」など、ファクタリングのプロだからこそ語れる情報も盛り沢山です。
ぜひファクタリングを検討する際の参考にしてみてください。
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業界随一の歴史と実績を誇るファクタリング会社
Q.ビートレーディングの特徴・強みを教えてください。
一番の特徴は、当社の「業歴」と「実績」です。
当社は2012年に設立しました。世の中的には新しい会社かもしれませんが、ファクタリング業界の中ではかなりの古株です。
ファクタリングが世に浸透してきたのは、直近5年程度のこと(2022年6月時点)。
今あるファクタリング会社もここ数年で設立した会社が多く、当社のように10年以上の歴史を持つ会社はほとんどありません。
最近では、取引実績が39,000社を突破しました。(2022年6月時点)
様々なお客様のお悩みを聞いてきたからこそ、業種を問わず、幅広いご要望にお答えできるのは当社の強みです。
Q.お客様はどのような方が多いですか?
建設業のお客様が7,8割を占めています。
他に運送業、製造業、ITソフトウェアの受託開発のお客様も多いですが、当社自体は、様々な業種に対応可能です。
買取可能金額の下限・上限はありますか?
下限・上限はありません。まずは気軽にご相談いただければと思います。
Q.申込から契約までの流れを教えてください。
まずは当社のWebフォームから
- 通帳のコピー(直近2か月分 ※ネット銀行の取引明細でもOK)
- 請求書
を提出していただきます。
審査自体は、30分〜1時間程度で完了します。提出いただいた資料に問題がなく、当社の買取条件に同意いただければ、契約に進みます。
追加資料が必要な場合は、取引に関連した資料(契約書や取引先との履歴)などを提出いただくこともあります。
契約は、
- オンライン
- 郵送
- 対面
の全てに対応しています。
最近は、クラウドサインを使ったオンライン契約が主流です。
ただし、対面での打合せをご希望される方やオンライン契約に不安を感じる方には、対面・郵送契約も実施しています。
契約書がなくてもファクタリングが利用できる!?
Q.ズバリ、審査で重視しているポイントを教えてください。
- 債権化しているかどうか
- 売掛先の情報(規模、資金力、取引実績など)
の2点を重視しています。
まず1について、提出いただいた請求書が、売掛債権になっていないケースがあります。
例えば、これから納品予定の請求書。確実に納品予定であっても、まだ納品をしていなければ、厳密には債権化していないため、買取のハードルは上がりますが、絶対にダメというわけではありませんので、お気軽にご相談ください
2については、上場・非上場などの会社規模、資本金、会社HPの有無、業歴、オフィスが実在しているかどうか、等を確認しています。
また、新規の取引先か、過去に何回も取引のある取引先かどうかも、重要なポイントです。
私たちが懸念しているのは、売掛債権の未回収リスク。
そのため、過去に何度も取引をして、しっかり入金してくれている会社の債権の方が私たちも買取しやすいです。
ただし、初回取引だから絶対買取できないというわけではありませんので、お気軽にご相談していただければと思います。
Q.スムーズに資金調達するために、利用者が知っておくといいことがあれば、教えてください。
私たちは、売掛債権の未回収リスクを懸念していると言いましたが、逆にいうと債権を回収できるという証拠があれば、審査においてプラス要素になります。
一番強いエビデンスは契約書ですが、仮に契約書を取り交わしていない場合でも、なぜこの請求をできるのか根拠になる資料があればOKです。
例えば、派遣会社であれば、タイムカード。建設会社であれば、出来高に関する資料。運送会社なら、運行状況に関する資料。
他に、取引先と交わしたメールやチャットの履歴もエビデンスになります。
上記のような資料があれば、契約書がなくてもファクタリングを利用できるケースは多々ありますので、覚えておくと良いかと思います。
逆に、私たちからお客様に「こんな資料ありませんか?」と提案させていただくことも多いです。
この業種だとこの資料があるのでは?という知見を持っていますので、ある意味、ここは他社にはない審査方法かもしれません。
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「ネガティブなことも包み隠さず話してほしいです」
Q.御社だからできた、というお客様とのエピソードはありますか?
とあるコンサルティング会社様で、複数の売掛債権の内、一部の売掛債権を継続的に買い取った事例があります。
何が特別だったかというと、お客様のご要望に合わせて、どの債権を資金化すれば、ファクタリング手数料を差し引いてもお客様に利益が残るか、というのをすり合わせしていたことです。
ファクタリングは他の資金調達方法と比べて手数料が高いため、無計画に使うと事業に支障をきたしてしまいます。
しかし、複数の債権の内、どれが最も利益が残るかというのをお客様と話し合い、お互い納得の上、ファクタリングを利用していただきました。
手数料負けしない買取方法を、踏み込んで提案できた良い事例だったかなと思います。
Q.お客様とそこまですり合わせすることもあるのですね。
そうですね。
ファクタリングを利用したいお客様は、銀行から融資を断られた等何かしたら事情がある方が大半です。
そうすると、「マイナス面は言っちゃいけない」と事情を隠そうとする方が多いのですが、逆に私たちからすると、今どういう状況で、なぜファクタリングを使いたいか、を素直に伝えていただいた方が柔軟に対応できます。
例えば、
- 個人の信用情報に傷がついている
- 会社が赤字、債務超過
- 税金、社会保険を滞納している
- 民事再生中
上記のような事情があっても、利用者の情報や状況は審査に一切関係ないため、話していただいて何も問題ありません。
過去に培った知見、ノウハウがありますので、ご状況に合わせて柔軟な審査や買取がご提案できると思います。
ビートレーディングのインタビューを終えて【取材後期】
業界トップクラスの取引実績を誇るビートレーディング。
「全てを隠さずに話してくれた方が良い提案をしやすい」という言葉に象徴されるように、多数の取引実績から生まれるプロの対応力が光る会社様でした。
「〇〇業界なら、〇〇という資料があるはず」など、幅広い業界理解に長けている点も、利用者からすると信頼できるポイントではないでしょうか。
情報の機密保持にも力を入れており、何より「安心と実績のビートレーディング」を感じたインタビューでした。
筆者も自信を持っておすすめできるファクタリング会社様です。